2015.11.18
「運転中につい、うとうとしてしまった」など、居眠り運転でヒヤリとした経験はありませんか?
SAS(睡眠時無呼吸症候群)が近年注目されていますが、このような病気でなくても、日常的に居眠り運転を引き起こす危険性はあります。
★居眠り運転と前日の睡眠時間との関係
・前日の睡眠時間が4時間以下になると、居眠り運転事故の発生率が急上昇する。
2時間以下 …… 39.7%
2〜4時間 …… 25.0%
4〜6時間 …… 6.0%
6〜8時間 …… 1.6%
8〜10時間 …… 1.7%
・睡眠不足は事故を引き起こす可能性を高めている。
睡眠時間が5時間未満のドライバーは、5時間以上のドライバーよりヒヤリハット体験が2.3倍も多い。
★居眠り運転は飲酒運転と似ている。
居眠り運転では 1:運転がふらつき
2:走行車線を維持する事が難しい
3:中央線を越えたり、路外逸脱したりする。
4:速度のコントロールも難しくなる。
5:反応時間の遅れ。
6:ブレーキの遅れ。
7:危険回避の行動がとれなくなる。
このような運転状態は、飲酒運転とよく似た状態といえます。
★居眠り運転を防止するために、
1:pm2時前後、am2時前後は特に眠気が生じる時間帯と言われています。
2:眠気を感じたら、休憩・仮眠をとりましょう。
(仮眠は15〜30分以内。眠り過ぎは逆に眠気が取れにくい)
3:仮眠明けは必ず車外に出て、身体を動かし外の空気を吸いましょう。
(起きてすぐの運転は、目が覚めていない状態なので危険)
4:カフェインを摂取できるなら、1杯程度摂取しましょう。
(効果が現れるのは30分後ぐらい)
5:ガムなどを噛んだり、声を出したりしましょう。
(アゴの運動は脳の覚醒を促します。)
(東京海上日動のHPより一部抜粋)